レポ金利の急上昇、2019年９月の混乱を想起－原因異なるもリスク懸念
主要短期金利の急上昇は、難解だが重要な翌日物資金調達市場を驚かせ、４年余り前にこの市場を揺るがした混乱を想起させている。
米利下げ期待に裏切りのリスク、来年は変動性上昇へ－ブラックロック
世界最大の資産運用会社ブラックロックは、来年の米利下げを巡る市場の楽観的な見方は行き過ぎている可能性があるとして、長期債から距離を置くことを推奨している。
ゴールドマン、報酬費用引き上げ－利益は今年も低迷の見通し
ゴールドマン・サックス・グループは、今年の報酬コストについて恐らく「１桁台前半」の増加率になると予想した。同行の利益は今年も低迷が予想されている。
サウジ、アジア向け原油価格引き下げ－ＯＰＥＣプラスの追加減産受け
サウジアラビアは、アジア向けの原油価格を今年２月以降で最も引き下げた。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は先週、追加減産に合意した。
ＡＩの活用、銀行は年間最大3400億ドルの増益が可能に－マッキンゼー
生成人工知能（ＡＩ）のツールを活用する銀行は、生産性の向上により収益を年間最大3400億ドル（約50兆円）拡大させることができるかもしれない。マッキンゼー・グローバル・インスティテュートが５日、試算を公表した。
10月の米求人件数、2021年以来の低水準－労働市場の冷え込み示唆
10月の米求人件数は2021年３月以来の低水準となり、労働市場が冷え込みつつあることを示唆した。
米ＩＳＭ非製造業総合景況指数、11月は52.7に上昇－市場予想52.3
米供給管理協会（ＩＳＭ）が発表した11月の非製造業総合景況指数は52.7と、前月の51.8から上昇した。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値は52.3だった。
米ＩＳＭ非製造業指数、11月は拡大ペース加速－業況・雇用が改善
米供給管理協会（ＩＳＭ）が発表した11月の非製造業総合景況指数は、拡大ペースが加速した。業況と雇用が上向いた。
Ｊ＆Ｊ、24年の売上高の伸び鈍化を予想－主力薬の特許切れ迫る
米医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン（Ｊ＆Ｊ）は、2024年通期の営業売上高の成長率を５ー６％と予想した。主力の乾癬（かんせん）治療薬「ステラーラ」は、米国外において近くジェネリック（後発品）との競争にさらされる見通しだ。
ＦＲＢに「実弾銃」の装備、経済支援で使用可能－アポロのゼルター氏
米政策金利を高い水準で維持する連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の決定は、経済状況が悪化すれば「必要に応じて使える実弾入りの銃」があることを意味すると、オルタナティブ投資会社アポロ・グローバル・マネジメントのジェームズ・ゼルター共同社長は述べた。
米当局の金利メッセージが力失う、市場は完全に無視－エラリアン氏
米連邦準備制度は金利に関するメッセージの力を失いつつあるが、金融市場が利下げが近いと期待するのは間違っていると、アリアンツの首席経済顧問を務めるモハメド・エラリアン氏が述べた。
ユーロ圏消費者のインフレ期待、10月も５カ月ぶり高水準に並ぶ－調査
ユーロ圏消費者のインフレ期待は10月も４％でとどまった。市場では利下げ観測が高まっているが、欧州中央銀行（ＥＣＢ）はインフレへの警戒を緩めていない。
ロンドン証取、システムダウン繰り返す－中小型株2000銘柄が取引停止
ロンドン証券取引所は５日、ここ数カ月で３回目となるシステム障害に見舞われ、中小型株約2000銘柄の取引が停止した。
米国株の上昇はガス欠、後押しした短期投資家が売りも－ゴールドマン
11月の米国株上昇の原動力は急速に失われつつあり、投資家は反落に備える必要がある。同月の上昇を言い当てたゴールドマン・サックス・グループのタクティカルスペシャリスト、スコット・ルーブナー氏がこのような見方を示した。
ＥＣＢ追加利上げ可能性低いとシュナーベル氏－利下げ観測強まる
先週発表された11月のユーロ圏インフレデータを受け、欧州中央銀行（ＥＣＢ）は恐らくこれ以上の利上げはしないだろうと、シュナーベル理事が述べた。
ＥＣＢ追加利上げの可能性低い、インフレ低下受け－シュナーベル理事
先週発表された11月のユーロ圏インフレデータを受け、欧州中央銀行（ＥＣＢ）は恐らくこれ以上の利上げはしないだろうと、シュナーベル理事が述べた。
ビットコインは４万2000ドル近辺の水準維持、株式や金と一線を画す
暗号資産（仮想通貨）ビットコインは一時、約１年７カ月ぶりの高値を付け、株式など世界的に下落が目立つ他市場とは一線を画し、デカップリング（切り離し）の兆候が示されている。
「マージンスパイラル」が危機の引き金にも－清算機関巡りＢＩＳ論文
国際決済銀行（ＢＩＳ）の研究者によると、１兆ドル（約147兆円）超の流動資産を保有する中央清算機関は、金融ストレス時に事態を悪化させ、資産価格を押し下げる「マージンスパイラル」を引き起こす可能性がある。
![先週最も検索されたFX会社まとめ[12月5日]](https://wzimg.ruiyin999.cn/guoji/2023-12-05/638373769410583983/ART638373769410583983_948602.jpg-article_list)
先週最も検索されたFX会社まとめ[12月5日]
先週全世界で67,153人がWikiFXでFX業者の安全性を調べました。 検索された業者トップ5です。
プライベートクレジット会社がモルガンＳ抑え獲得－11億ドル超の融資
ＨＰＳインベストメント・パートナーズが率いるダイレクトレンダー（直接金融業者）のグループが、モルガン・スタンレーを抑え航空宇宙部品メーカー、コンソリデーテッド・プレシジョン・プロダクツ（ＣＰＰ）への11億4000万ドル（約1700億円）の融資案件を獲得した。同社は15億ドル超の既存債務の借り換えを目指している。
