市場は乱高下の展開に、米成長減速で－ポイント72のドロッソス氏
米経済が年内に減速するのに伴い、投資家は波乱に身構えるべきだと、ヘッジファンド運営会社ポイント72アセット・マネジメントのソフィア・ドロッソス氏は指摘した。
デギンドスＥＣＢ副総裁、ユーロ圏成長見通しの下振れリスクに言及
欧州中央銀行（ＥＣＢ）のデギンドス副総裁は24日、現在の成長見通しにはリスクがあり、ユーロ圏経済は現在の予想よりも悪化する可能性があると述べた。
株式ファンドへ大規模な資金流入、ピーク金利観測強まる－ＢｏｆＡ
金利がピーク水準に達したとの見方が広がる中、株式投資への資金流入は約２年ぶりの規模に拡大した。バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）のマイケル・ハートネット氏が指摘した。
ＥＣＢ、今は手を休め引き締め効果の見極め可能－ラガルド総裁
欧州中央銀行（ＥＣＢ）はいまや手を休め、引き締めの効果を見極めることができる立場にあると、ラガルド総裁が24日主張した。
日産、英国でＥＶ生産拡大へ－サンダーランド工場に3750億円投資
日産自動車は24日、英国での電気自動車（ＥＶ）生産を大幅に拡大する計画を発表した。サンダーランド工場に20億ポンド（約3750億円）を投資する。
ＰＣＣＷ、10億ドル相当のファイバー事業持ち分売却を検討－関係者
香港の富豪、李沢楷（リチャード・リー）氏が経営権を握る通信・メディアサービス会社ＰＣＣＷは、ファイバー事業の少数株主持ち分の相当部分を約10億ドル（約1500億円）で売却することを検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
米国債相場が下落、欧州債の流れ引き継ぐ－政府債の供給増懸念受け
米国債相場はアジア時間24日の取引で下落した。政府債の世界的な供給増加を巡る懸念や米欧などの金融当局が金利をより高くより長く据え置く可能性で下げた欧州債市場の流れを引き継いだ。23日の米国市場は感謝祭の祝日で休場だった。
中国のデベロッパー支援強化、銀行にはリスク－習氏の忍耐限界示唆
中国は資金繰り難の不動産開発会社を支援しようと、銀行への圧力を強めている。不動産セクター危機に対する習近平国家主席の忍耐が限界に近づいていることを示している。
中国追加利下げは来年初め以降か、財政政策が主役－エコノミスト調査
中国人民銀行（中央銀行）は景気支援に向けた追加利下げを来年の早い時期に持ち越す公算が大きい一方、年内は短期の金利や預金準備率の引き下げを通じた別の緩和手段を講じる可能性が残る。ブルームバーグが実施したエコノミスト調査でこうした見方が示された。
ＧＩＣ出資ＡＥＳＣ、新たな資金調達で100億ドル評価目指す－関係者
シンガポール政府系ファンド、ＧＩＣが出資する車載電池メーカーのＡＥＳＣグループが最新の資金調達ラウンドで約100億ドル（約１兆5000億円）の企業価値評価を目指している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
疑心暗鬼の投資家、リスク資産どの銀行が保有か－欧州不動産のシグナ
オーストリアの大物実業家、レネ・ベンコ氏の不動産帝国の経営難に投資家が神経をとがらせている。
シグナ、リスク資産保有の銀行はどこか－欧州商業用不動産混乱の震源
オーストリアの大物実業家、レネ・ベンコ氏の不動産帝国の経営難に投資家が神経をとがらせている。
国際人材獲得競争力ランキング・上位10カ国…中国、インドは25位以内に入らず。日本は何位？
この｢世界人材競争力指数｣は、134カ国を対象に、人材を引き付け、受け入れ、育成し、維持する能力などを中心に分析し、ランキング化したものです。
ＥＣＢの追加利上げない、想定外の事態除き－ビルロワドガロー氏
欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行（中銀）総裁は23日、予想外の事態がない限り、追加利上げはないとの認識を示した。
【欧州市況】ドイツ・英国債が下落、株は上昇－米国は感謝祭で休場
23日の欧州債市場ではドイツ債、英国債が下落。ドイツと英国の購買担当者指数（ＰＭＩ）が市場予想を上回り、短期金融市場では利下げ見通しが後退した。
ドイツ債務制限、停止継続へ－規律重視の財務相には屈辱的な方針撤回
ドイツは新規の純借り入れに対する憲法上の制限を４年連続で停止する。先週の憲法裁判所判決を受けて、ショルツ政権は劇的な予算見直しを強いられた。
バークレイズが10億ポンドのコスト削減計画、2000人削減も－ロイター
英銀バークレイズは、最大10億ポンド（約1880億円）に上るコスト削減計画に取り組んでおり、2000人の人員削減を伴う可能性がある。ロイター通信が報じた。
ＯＰＥＣプラス、30日に延期した会合をオンラインで開催へ
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」が11月30日に延期した会合について、オンライン形式で開催すると、ＯＰＥＣがウェブサイトで明らかにした。
英国のインフレ懸念再燃、総合ＰＭＩが拡大圏に浮上－ポンド上昇
Ｓ＆Ｐグローバルが23日発表した11月の英購買担当者指数（ＰＭＩ）統計では、総合指数が50.1に上昇し、４カ月ぶりの高水準となった。10月の48.7から横ばいとの予想に反し、拡大・縮小の分岐点となる50を上回った。
ＥＣＢは必要に応じ再度利上げの準備を、当局者が一致－議事要旨
欧州中央銀行（ＥＣＢ）当局者は必要に応じて金利を再び引き上げるべきだとの見解で一致していたことが、前回の政策委員会会合（10月25、26両日実施）の議事要旨で明らかになった。この会合では利上げが見送られた。
