概要:米ワーナーミュージック・グループの新規株式公開(IPO)計画が再始動した。新型コロナウイルスへの対応が常態化する中で、音楽各社は加速するストリーミングブームに対応しようと取り組んでいる。
米ワーナーミュージック・グループの新規株式公開(IPO)計画が再始動した。新型コロナウイルスへの対応が常態化する中で、音楽各社は加速するストリーミングブームに対応しようと取り組んでいる。
ワーナーミュージックの株主はクラスAの普通株7000万株を1株当たり23-26ドルで売り出し、最大18億ドル(約1940億円)を集める。26日の当局への届け出で明らかにした。同社はカーディ・Bやエド・シーラン、ブルーノ・マーズらのアーティストと契約を結んでいる。
ニューヨークに本社を置くワーナーミュージックは2011年、資産家レン・ブラバトニク氏に13億ドルで買収された。届け出によれば、IPOの対象となるのは、同氏のアクセス・インダストリーズと一部の関連株主が売り出す株式で、ワーナーミュージックは集まった資金を一切保有しない。
同社は当初、2月上旬にIPOを申請していたが、新型コロナ感染拡大が始まり市場が低迷する中で上場計画は3月に棚上げされていた。
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