10万ドルのデモ口座で審査 CMC Funded、合格者に面接機会
CMC Marketsがデモ取引の評価プログラム「CMC Funded」を正式発表。10万ドルのデモ口座で審査し、合格者に面接機会を提供します。10月1日の公開を前に、報酬の仕組みと未公表の参加条件を整理します。
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概要:IGが英国で投資・暗号資産・CFDをまとめる新アプリを段階導入。現在使える機能と、今後追加されるCFD・年金・デモ口座を整理します。FX業者のアプリ統合が進むなか、利便性と投資リスクの両面を確認します。

株式投資も暗号資産も、CFD取引も1つのアプリへ。IGが英国で進める新アプリへの統合は、まだ移行の途中にある。9月25日時点では投資・暗号資産口座が中心で、CFDやスプレッドベッティングは従来の取引アプリを使う。新しい「IG」で何が変わり、何がこれから加わるのか。5つのポイントで整理する。

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新アプリは、従来の「IG Invest」を改称・刷新したものだ。ストア上では「IG: Stock Investing & Crypto」と表示され、既存の取引アプリ「IG: Trading. Investing. Crypto」を今後取り込む計画となっている。
9月24日の英国版App Storeでは、従来の取引アプリの評価件数は約3万4,000件、新アプリは約360件。利用実績の大きい旧アプリから、新しい基盤へ移す構図だ。商品責任者のAndy Ensum氏は9月8日、統一した使い心地を実現するため、顧客が操作する画面全体を作り直していると説明した。
IGは7月の決算説明で、英国を起点に夏から統合サービスを展開するとしていた。決算発表では、新規顧客向けの導入を6月に始め、翌月の全面移行を見込むと説明していたが、9月21日時点でも段階的な移行が続いていた。
同社は今後数週間で既存の取引アプリを統合する方針を示した。移行済みの顧客数は公表しておらず、正式な発表も予定している。
| 機能・口座 | 9月時点の説明 |
| 一般投資口座、ISA、Junior ISA、暗号資産 | 新アプリに対応 |
| CFD・スプレッドベッティング | 今後数週間で追加予定 |
| SIPP・Smart Portfolios | 2026年末までの追加を目指す |
| 刷新したウェブ版 | 2026年内の提供予定 |
| デモ口座 | 今後追加予定。具体的な時期は未定 |
今回の展開は英国から始まる。日本向けサービスへの導入時期は、今回の情報では示されていない。
新アプリでは、一般投資口座、英国の非課税投資口座ISA、子ども向けのJunior ISA、暗号資産口座を共通のポートフォリオ画面で確認できる。CFDなどが加われば、長期の資産形成とレバレッジ取引を同じアプリ内で管理する形になる。
IGが狙うのは、複数商品の利用拡大だ。2026年上期の英国・アイルランドでは、初回取引から3カ月以内に2つ目の商品を取引した新規顧客の割合が、前年同期比67%上昇したという。
Breon Corcoran CEOは7月、統合サービスをその年の成長を引き出す重要施策に挙げた。同日は上期決算に加え、米予測市場事業者Underdogを約13億ドルで買収することで合意した日でもある。
使いやすい画面は、売買行動にも影響する。英国FCAが9,000人超を対象に実施した実験では、プッシュ通知によって取引回数が11%増えた。これはIGアプリを評価した実験ではなく、アプリ設計が投資行動に与える影響を調べたものだ。
FCAの消費者保護義務「Consumer Duty」は、利用者が適切な情報に基づいて判断できるよう、サービスの設計・検証を求める。異なる目的やリスクの商品を1画面に集めるうえでは、その違いを伝える表示も重要になる。
IGは、自分で運用先を選ぶ英国の個人年金SIPPと「Smart Portfolios」を2026年末までに追加したいとしている。7月に掲げたのは、アプリとウェブを共通の基盤で展開し、新商品を素早く追加できる体制だ。刷新したウェブ版は、次の段階として年内の提供を予定する。
デモ口座も開発中で、提供開始後には操作紹介を行う意向を示している。公式ヘルプでは、具体的な開始時期は未定としている。
なお、公式ヘルプによると、実口座を開設する前でもプロフィールを作成し、銘柄の閲覧やウォッチリストの作成ができる。自分の保有資産を確認する統合ポートフォリオ画面と、口座開設前に試せる機能は区別しておきたい。実際の入金・売買には口座開設手続きが必要だ。
同業他社もサービスの集約を進めている。CMC Marketsは2025年11月、株式、デリバティブ、ISA、SIPP、CFDを英国の共通画面にまとめ、その後にトークン化資産、決済・銀行サービスへ広げる3段階の計画を示した。
Plus500のDavid Zruia CEOは8月、2027年に一体型の取引アプリを投入する方針を説明。StoneXはブランド面で再編し、9月12日に英国のCity Indexを終了、新規口座をStoneX Tradingへ移した。
IGで新アプリを担う個人向け事業部門には、Freetradeと豪暗号資産取引所Independent Reserveも含まれる。3つの地域別部門を統合して設ける体制で、6月末に約2,300人だった従業員を対象に、数百人規模の削減につながる可能性が報じられている。
利用者にとっての焦点は、統合後も必要な機能が使え、各商品の違いを把握できるかだ。IGの英国向け案内では、株式投資、CFD、スプレッドベッティング、暗号資産でサービス提供法人が異なる。画面が1つになっても、契約先や適用される保護の確認は商品ごとに必要になる。
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