概要:インド準備銀行(中央銀行)は4日、3会合連続で政策金利のレポ金利を4%に維持することを決めた。インフレの高止まりと景気回復の兆しを考慮した。
インド準備銀行(中央銀行)は4日、3会合連続で政策金利のレポ金利を4%に維持することを決めた。インフレの高止まりと景気回復の兆しを考慮した。
10月のインフレ率は7.6%と、インド中銀の目標レンジ(2-6%)を大きく上回った。中銀は10-12月期のインフレ率についても、目標レンジを上回る6.8%を見込んでいる。
ダス総裁は「インフレが高止まりする公算は大きい。それが現時点で金融政策が成長支援に動く余地を狭めている」と述べた。
インド中銀は今年度(2020年4月-21年3月)の国内総生産(GDP)見通しを7.5%減と、10月時点の予想(9.5%減)から引き上げた。7-9月期は2四半期連続のマイナス成長となったものの、予想より小幅な減少にとどまっていた。
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