GAIN Capital UK、FCA認可の返上を申請 FOREX.com英国事業は継続
GAIN Capital UKが英国FCA認可の返上を申請。FOREX.com英国事業は、認可を維持するStoneX Financialが運営しています。
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概要:CMC Marketsが英国のCFD口座をChatGPTと連携。残高や保有ポジションを会話で確認できます。

「口座残高はどれくらいか」「未約定の注文は残っているか」。
こうした確認を、ChatGPTとの会話で行えるようになった。
CMC Marketsが英国のCFD顧客向けに口座連携を開始した。AIに与える権限は閲覧に限定し、注文や資金移動は従来の取引環境に残す。

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英国の株価指数FTSE 250に採用されるCMC Marketsは9月24日、ChatGPTとCFD口座を接続する新機能を発表した。口座残高や口座評価額、保有ポジション、注文、価格、過去の市場データを取得・要約できる。
利用例は、口座残高・評価額の要約、保有ポジションや未約定注文の確認、金に関連する取扱商品の検索、ポンド/ドルの最新取得価格の照会、アップルの過去3カ月の日足ローソク足チャートの表示など。複数の画面を行き来していた確認作業を、会話の中にまとめる狙いだ。
対象は英国のCFD口座で、スプレッドベッティング口座は現時点で非対応。連携先のAIはChatGPTに限られる。注文の発注・変更・取消し、ポジションの新規建て・決済、資金移動など、口座の状態を変える操作には対応しない。
価格にも条件がある。リアルタイムデータを利用できるかは商品や口座、市場データの利用権限によって異なり、利用できない場合は15分遅延の価格が表示されることがある。
FX・CFD業界では、2026年上期に少なくとも10のブローカー・取引システム提供会社で、AIエージェントと実口座を接続する取り組みが確認されている。その10件のうちClaudeへの言及は9件、ChatGPTは5件だった。
同じ「AI連携」でも、情報の参照から注文執行まで、対応範囲には差がある。
| 企業・サービス | 発表された主な対応範囲 |
| CMC Markets | 口座・市場情報の参照。注文操作や資金移動は不可 |
| IGオーストラリア | 閲覧専用。価格・建玉・注文に加え、顧客の売買動向、ウォッチリスト、取引履歴を確認 |
| Interactive Brokers | AIが取引指示案を作成。注文として発注する操作は顧客が行う |
| Spotware/cTrader | 外部AIからの指示で注文執行やポジション管理に対応 |
| ThinkMarkets | AIによる注文執行に対応。顧客資金へのアクセスは制限 |
| Leverate | 顧客の承認後、ChatGPTやClaudeから注文を送信 |
CMCに近いのは、5月にChatGPTのアプリストアで閲覧専用のCFDアシスタントを提供したIGオーストラリアだ。
Interactive Brokersは6月にClaudeと接続し、同月中にChatGPTとGrokを追加。7月には、AIと外部サービスをつなぐ共通規格「MCP」に対応した各種ツールへ接続対象を広げた。
注文執行まで進めたのは、5月のcTrader AI Agent Connect、6月のThinkMarketsのMCPサーバーなど。Leverateも9月中旬に「MCP for Traders」を投入しており、顧客の承認を経て注文を送る仕組みを採用した。
CMCは今回の連携を、AI・技術投資の一環と位置付ける。2025年11月には3段階の「スーパーアプリ」構想を示していた。クラウド部門責任者のRoss Gustafson氏は、今回の接続が今後の顧客向け機能の高度化を支える基盤になると説明している。
グローバル市場部門責任者のLaurence Booth氏も、AIによって顧客が金融サービスに求める接し方が変わりつつあると指摘。同社の市場知識やデータ、技術を組み合わせ、情報を理解しやすくする実用的な機能に投資していく姿勢を示した。
英国では、顧客口座を操作するAIエージェントに特化したルールの整備が課題となる。FCAは既存の消費者保護義務「Consumer Duty」や経営幹部の責任制度などを軸に、AI利用への対応を進めている。
Sheldon Mills氏が主導し、7月に公表されたレビューは、2030年以降を見据えた金融サービスの変化を検討。既存の枠組みを土台としながら、規制対象の範囲や自律型AIへの対応を見直すことも提言した。
CMCは、ChatGPTの回答に誤りや情報の欠落、遅延が生じる可能性を明記している。また、この連携を通じた回答は、規制された金融助言や個人向けの投資推奨を目的としていない。
残高を調べる場面では便利でも、売買判断に使う価格が15分前のものなら、現在の相場とは差が生じる。CMCは価格、ポジション、注文、証拠金などを自社プラットフォームで直接確認するよう案内している。
利用する業者を比較する際には、AIが参照できる情報に加え、注文を送れるか、承認が必要か、資金移動まで可能かを確認したい。AI連携の機能名だけでなく、与える権限と表示データの時点が、安全に使うための判断材料になる。
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