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Leverateが「xChart」を導入 チャートから発注・決済まで一体化
概要:Leverateは新しいチャートエンジンxChartを導入し、分析、注文、ポジション管理と既存の執行・リスク管理経路を一体化した。

取引システム開発会社のLeverateは8月24日、新しいチャートエンジン「xChart」をデスクトップ版とモバイル版の取引プラットフォームに導入した。標準チャートを刷新し、相場分析、注文、ポジション管理を一つの画面に集約する。
チャートがそのまま注文画面に
xChartでは、利用者がチャート上の価格を選び、そのまま成行注文や指値注文を出せる。エントリー、ストップロス、テイクプロフィットの各ラインはドラッグ操作で変更でき、価格を確認しながら注文条件を調整する。
保有ポジションとリアルタイム損益もチャート上に表示される。利用者はポジションラインから個別に決済できるほか、複数のポジションを閉じる「Close All」と、未約定注文をまとめて取り消す「Cancel All」を使用できる。
チャート分析と注文管理を同じ画面に置くことで、注文パネルとチャートを往復する操作を減らした。チャートは価格を見るための表示機能から、発注とポジション管理を担う取引画面へと役割を広げている。
注文経路とリスク管理を一本化
xChartから出された注文には、各ブローカーがすでに使用している注文ルーティングとリスクチェックが適用される。通常の注文パネルとチャート発注が共通の執行経路を使い、商品ごとに異なる取引ブックへ送られる注文も同じ仕組みで管理する。
ブローカー側は、チャート経由の注文だけを別の経路として監視する必要がなくなる。注文画面とチャートラインの双方から出された注文を一つの執行基盤に集めることで、バックオフィスとリスク管理の処理を統一する。
注文確認画面の表示方法は、LeverateのBroker Portalから口座グループごとに設定できる。新規口座では確認画面が初期状態で有効となり、プロップ取引口座では注文処理中もLeverateのリスクエンジンが作動する。
デスクトップとモバイルの操作環境を統一
デスクトップ版では、最大8枚の独立チャートと10種類以上のレイアウトを利用できる。6種類のチャート形式、9つの時間軸、11種類の描画ツール、4つのインジケーターグループも用意された。
レイアウトは自動保存され、チャート上に描いたラインや各種設定はモバイル版にも引き継がれる。利用者は端末を切り替えても、保存した分析環境を継続して使用できる。
モバイル版にはデスクトップ版と同じ注文・ポジション管理機能を搭載した。チャートを1枚ずつ表示し、スワイプで切り替える構成を採用。注文ラインの操作領域を広げ、価格ラインの移動と画面スクロールを区別しやすくした。
xChartは地域別の数値・日付表示にも対応し、アラビア語など右から左へ記述する言語も利用できる。ブローカーは自社ブランドを維持しながら、複数地域へ同じチャート環境を提供できる。
外部チャートと自社エンジンを並行提供
Leverateは2023年にチャート上のポジション表示を拡充し、2025年にはSiRiXへTradingViewを組み込む選択肢を追加していた。今回のxChartは、自社開発のチャートを標準エンジンに据え、分析画面とブローカー側の執行基盤を直接結びつける。
第三者製チャートの提供も継続される。ブローカーは外部チャートとの連携と、自社ブランドや注文設定を反映したxChartを並行して利用できる。
今回公表された内容は、xChartの機能とブローカー側の運用設計が中心となった。製品価格、導入ブローカー数、従来環境との約定速度の比較データは開示項目に含まれておらず、今後は実際の導入規模と運用実績が焦点となる。
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