概要:コンサルティング会社のアクセンチュアは、向こう1年半の間に1万9000人を削減すると発表した。経済環境が厳しさを増す中、コンサルティング業界ではレイオフの動きが広がっている。アクセンチュアの人員削減数は全従業員の約2.5%に相当する。
コンサルティング会社のアクセンチュアは、向こう1年半の間に1万9000人を削減すると発表した。経済環境が厳しさを増す中、コンサルティング業界ではレイオフの動きが広がっている。アクセンチュアの人員削減数は全従業員の約2.5%に相当する。
アクセンチュアによれば、この削減に伴い退職手当などで12億ドル(約1570億円)の人件費が発生する見通し。またこれとは別にオフィススペースの整理で3億ドルの費用を見込んでいる。
アクセンチュアの今回の人員削減数は、コンサルティング業界で発表されたものとしては過去最大。2月にはマッキンゼーが2000人の削減計画を発表。KPMGも700人近い削減を明らかにしている。