概要:[29日 ロイター] - 米調査会社ピッチブックの「エマージング・テック・インディケーター」リポートによると、第3・四半期の有力ベンチャーキャピタル(VC)によるアーリーステージ投資では、DeFi(分
[29日 ロイター] - 米調査会社ピッチブックの「エマージング・テック・インディケーター」リポートによると、第3・四半期の有力ベンチャーキャピタル(VC)によるアーリーステージ投資では、DeFi(分散型金融)とウェブ3が主な投資先となった。
分散型ソフトとブロックチェーンベースの製品・サービスを開発するウェブ3企業への投資が8億7900万ドル(24件)と最多だった。
第4・四半期は、暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXの経営破綻を受けて仮想通貨が低迷しているため、資金調達の見通しは悪化しているが、「仮想通貨エコシステムのうち、トレーディングへのエクスポージャーが少ない分野では、FTXの影響が相対的に少ない可能性がある」という。
新たなブロックチェーン網を開発するMysten LabsとAptos Labsがそれぞれ3億ドル、2億ドルを調達した。
第3・四半期のVC投資は全体では47億ドル(153件)と、3四半期連続で減少。第2・四半期の69億ドル(244件)から32%減少した。
フィンテックへのVC投資も7億3740万ドル(24件)と膨らんだ。バイオテクノロジーへの投資も7億2580万ドル(11件)。
「エマージング・テック・インディケーター」リポートでは、第3・四半期のVC投資5997件のうち、上位15のVCによる153件のアーリーステージ、シードステージ投資を追跡している。
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