概要:インベストメントバンカーのクリスマス休暇は今年短いものになると、JPモルガン・チェースのグローバルM&A(企業の合併・買収)部門の共同責任者、ディルク・アルベルスマイヤー氏は指摘した。年末が近づくにつれ、世界的にディールメーキングが再び活況を呈しているという。
インベストメントバンカーのクリスマス休暇は今年短いものになると、JPモルガン・チェースのグローバルM&A(企業の合併・買収)部門の共同責任者、ディルク・アルベルスマイヤー氏は指摘した。年末が近づくにつれ、世界的にディールメーキングが再び活況を呈しているという。
アルベルスマイヤー氏は3日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、あらゆる地域や業界にわたって案件は増えていると述べた。欧州では一流の大企業を創出したいという「強い政治的意欲」を背景に、銀行などの業界で統合が進んでいると説明。国境を越えたM&Aはヘルスケアやテクノロジー、工業が中心となっている。
「このペースが減速している兆しは全くない」-JPモルガンのアルベルスマイヤー氏
出典:ブルームバーグ
アルベルスマイヤー氏は「M&Aのバンカーにとって、長いクリスマス休暇にならないのは確実だ」と発言。「このペースが減速している兆しは全くない」と話した。
ブルームバーグがまとめたデータによれば、世界のM&Aの総額は7月以降に3割余り増えて1兆8000億ドル(約187兆円)。新型コロナウイルス流行の打撃を受けた年前半から急回復している。
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