概要:[アムステルダム 30日 ロイター] - オランダの医療機器大手フィリップスは30日、利益率の改善に向け6000人を削減すると発表した。 同社は睡眠治療関連機器のリコールを受けて、時価総額が70%減
[アムステルダム 30日 ロイター] - オランダの医療機器大手フィリップスは30日、利益率の改善に向け6000人を削減すると発表した。
同社は睡眠治療関連機器のリコールを受けて、時価総額が70%減少している。
人員削減の半分は年内に、残り半分は2025年までに実施する。
同社は昨年10月、人員の5%に相当する4000人を削減する計画を明らかにしていた。
人員削減により、調整後の利払い・税・無形固定資産償却前利益(EBITA)率が25年までに10%台前半に、25年以降は10%台半ば─後半になる見通し。比較可能ベースの売上高は1桁台半ばの伸びになる見込み。
同時に発表した第4・四半期決算は、調整後EBITAが6億5100万ユーロ(7億0718万ドル)。前年同期の6億4700万ユーロからほぼ横ばいだった。
同社がまとめた市場予想は4億2800万ユーロ。