米ゴールドマン、ロシア事業を再編 完全撤退へ前進＝現地紙

　　[モスクワ ３０日 ロイター] - ロシア紙ＲＢＣが投資市場関係者の話として報じたところによると、米金融大手ゴールドマン・サックス・グループはロシアでの資産を再編した。同国からの完全撤退に向けて前進した可能性があるという。

　　外国の金融機関がロシア事業の株式を売却するにはプーチン大統領からの特別な許可が必要となっている。

　　ゴールドマンは昨年１１月、ロシアへの与信が第３・四半期に９％減少し２億０５００万ドルになったと発表している。

　　報道によると、同社の資産ポートフォリオは現地の経営陣に売却された。人材紹介会社のヘッドハンターや不動産関連データを提供するシアンの少数株式などが含まれる。