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概要:総務省が22日に発表した6月の消費者物価指数(生鮮食品を除く・コアCPI)は、101.7となり、前年比で2.2%の上昇でした。
総務省が22日に発表した6月の消費者物価指数(生鮮食品を除く・コアCPI)は、101.7となり、前年比で2.2%の上昇でした。前回値の2.1%からは0.1ポイント上昇。2015年3月以来の大きな伸び率となりました。日銀が安定目標とする2%を3ヶ月連続で上回りました。生鮮食品とエネルギーを除いた指数(コアコアCPI)は1.0%の上昇となりました。
昨日の黒田日銀総裁の記者会見後、欧州時間にかけて上昇した米ドル円でしたが、アメリカの新規失業保険申請件数が予想以上の増加となり反落。また、米・6月景気先行指数が市場予想を下振れマイナス0.8%となったことで、下落に拍車がかかりました。
本日のアジア時間序盤では、米ドル円は137.221付近で推移しています。昨日高値の138.876から160pipsほど下落しており、4時間足75MAを下抜けた位置にいるため、さらなる下伸に警戒が必要です。
なお現在はクロス円の中で最も弱くなっているのが豪ドル円です。原油WTIの3%以上の下落につられ、豪ドル円も下落しています。現在は94.970付近で推移しており、4時間足20MAにサポートされる形で現在値を維持しています。日足ベースではボリンジャーバンドのプラス2σにタッチし跳ね返されている最中なので、このまま下落基調へ突入するのか、注視しましょう。
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