概要:英イングランドの大部分の地域を12月2日のロックダウン(都市封鎖)解除後も厳しい制限下に置く新たな規制案の採決が、英下院で同月1日に行われる。
英イングランドの大部分の地域を12月2日のロックダウン(都市封鎖)解除後も厳しい制限下に置く新たな規制案の採決が、英下院で同月1日に行われる。
ジョンソン英首相は採決で造反をちらつかせる与党保守党内の反対勢力の説得に動き、新たな規制について、来年1月に再び議会採決に付し、2月3日に自動的に終了すると約束した。
ラーブ外相も議員らに法案への支持を訴え、英国が新型コロナウイルス感染拡大を今抑制できない場合、来年初めに全国規模で3回目のロックダウンを導入する可能性も排除しなかった。
新たな規制は強度を3段階に分け、「ティア2」に分類されるロンドンではパブとレストラン、バーを再開し、食事の一部としてアルコールの提供も認める。一方、最も厳しい「ティア3」のバーミンガムやマンチェスターでは、飲食店は持ち帰りを除き営業できない。複数の家族が屋内で合流することはいずれも認められない。
一部地域がホットスポットでないにもかかわらず、広域を一括して厳しい制限下に置く規制には、最大100人程度の保守党議員が不満を抱いているという。
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