穀物メジャーのＡＤＭがＣＦＯ休職扱い－会計調査で利益予想下方修正
穀物メジャー、米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド（ＡＤＭ）は、会計慣行を巡る調査が進む中、最高財務責任者（ＣＦＯ）を休職扱いにするとともに、業績見通しを下方修正した。
モルガンＳとＪＰモルガン、５年物米国債の買い勧める
ウォール街の大手２社が、先週に昨年５月以来の急落を記録した５年物米国債の買いを勧めた。
大手ハイテク企業の利益成長、依然Ｓ＆Ｐ500種けん引か－決算幕開け
今年の米株式市場の上昇は一握りの大手テクノロジー企業以外にも拡大するとの観測は、見慣れた現実に直面している。大手テク企業は依然として「コーポレート・アメリカ」にとって最も可能性の高い利益成長源であるという事実だ。
メーシーズ、アークハウスとブリゲードの買収提案拒否－58億ドル規模
老舗百貨店チェーンを運営する米メーシーズは21日、投資会社アークハウス・マネジメントと資産運用会社ブリゲード・キャピタル・マネジメントからの買収提案について、「説得力のある価値」を欠いていると指摘し、関心がないと発表した。
ヘッジファンド利益番付でＴＣＩ首位、シタデル２位－業界全体32兆円
2023年はヘッジファンド運営会社の顧客にとって最高の年の一つとなった。
原油小幅下落、リビア最大の油田が生産再開－ブレント78ドルに向かう
アジア時間22日の原油先物相場は小幅下落。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟国のリビアが自国最大の油田で生産を再開した。これは世界的に供給を増やす要因で、紅海の緊張が引き続き物流を混乱させるとの懸念より意識された。
米ＧＤＰ伸び率、昨年後半は2021年以来最高か－25日に速報値発表
米経済成長率は2023年10－12月（第４四半期）に減速したもようだが、同年後半の伸びは６カ月間としては21年以来の好調となり、景気拡大基調に変わりはないとの見方を後押ししそうだ。
トランプ氏再選、市場に衝撃ない公算－トレーダーも今回は用意周到か
2016年の米大統領選でのドナルド・トランプ氏のサプライズ勝利は、金融市場に衝撃を与えた。トランプ氏の２回目の当選が確定したとしても、トレーダーは今回ずっと用意周到と考えられる。
ＦＲＢ、金融緩和の議論を開始へ－初回利下げの時期への言及は回避か
パウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長ら米金融当局者は、子供たちと長いドライブ旅行に出掛ける親のような気分なのかもしれない。利下げを熱望する投資家は金融政策決定者に「まだか」と問い続け、「もうすぐだが、まだだ」との答えが繰り返されている。
ウォール街の資産家、30日にヘイリー氏向け資金調達イベントを計画
ウォール街の資産家であるスタンレー・ドラッケンミラー、ヘンリー・クラビス、ケン・ランゴーン、クリフ・アスネス各氏は、2024年米大統領選挙の共和党候補指名を争うニッキー・ヘイリー元米国連大使のための資金調達イベントを１月30日にニューヨーク市で共同開催する。ブルームバーグ・ニュースが招待状を確認した。
トランプ氏、支持率でリード拡大－ニューハンプシャー州予備選調査
米大統領選に向けた共和党の候補指名争いを巡り、23日に行われるニューハンプシャー州での予備選を前に実施された世論調査で、投票に行く可能性の高い有権者の間でトランプ前大統領の支持率が50％、前サウスカロライナ州知事のニッキー・ヘイリー氏の支持は39％となった。世論調査はＣＮＮの委託でニューハンプシャー大学が実施した。
「大災害」リスクに賭けたヘッジファンド、23年に記録的リターン
ヘッジファンドにとって、大規模災害を巡る算段が昨年の代替投資戦略の中で最高のリターンを生み出す一助になった。
ＪＰモルガン、最大30億ドル確保で協議－プライベートクレジット戦略
ＪＰモルガン・チェースは同社のプライベートクレジット戦略の増強に向け、第三者による25億－30億ドル（約3700億－4440億円）のコミットメント確保のための協議を行っている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
米地区連銀総裁、まだ利下げの時期でない－データ踏まえ相次ぎ発言
米地区連銀総裁３人は19日、利下げ時期を巡る決定の指針となるのは今後発表されるデータだと強調するとともに、金融緩和開始のための十分な証拠はまだ見当たらないとの考えを明確に示した。
【米国市況】Ｓ＆Ｐ500種が最高値、消費者マインド改善－ドル148円台
19日の米株式相場は続伸。年内の利下げ観測が企業利益の見通しを上向かせ、Ｓ＆Ｐ500種株価指数は終値ベースで最高値を更新した。
アルトマン氏、ＡＩ半導体工場ネットワーク向け資金調達模索－関係者
対話型人工知能（ＡＩ）「ChatGPT（チャットＧＰＴ）」を開発した米オープンＡＩのサム・アルトマン最高経営責任者（ＣＥＯ）は、新たな半導体ベンチャー向けに世界の投資家から数十億ドルの資金を調達する方向で取り組んでいるが、この資金を活用して半導体製造工場のネットワーク立ち上げを目指している。この計画に詳しい複数の関係者が明らかにした。
【欧州市況】株は週間ベースでは３カ月ぶり大幅安、英債ほぼ変わらず
19日の欧州株はストックス欧州600指数が0.3％安。週間ベースでは1.6％安と、３カ月ぶりの大幅安となった。強弱が混在した企業決算や金利見通しが意識された。この日は鉱業、自動車関連銘柄が下落した一方、テクノロジー株は上昇した。
シタデルが指数リバランス投資戦略を縮小、他社に追随－関係者
米ヘッジファンド運営会社シタデルは、指数リバランスの投資戦略を縮小した。かつて最も信頼性の高い取引の一つだった同戦略は近年厳しいものになっており、これを縮小する動きがヘッジファンドの間で広がっている。
ディープマインド有力研究者２人、ＡＩ新興設立へ協議－関係者
米アルファベットの人工知能（ＡＩ）部門、グーグル・ディープマインドの研究者２人が、パリでＡＩ新興企業を設立する方向で投資家と協議している。内情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
米中古住宅販売、12月は予想外に減少－通年では1995年以降の最低水準
米国の中古住宅販売件数は、昨年12月に市場予想に反して減少した。2023年通年では1995年以来の低水準に落ち込んだ。
