概要:ロシアは石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国から成る「OPECプラス」で合意した生産水準を順守しつつ、7月には減産緩和に着手する方針を固めている。同国の姿勢に詳しい関係者が明らかにした。
ロシアは石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国から成る「OPECプラス」で合意した生産水準を順守しつつ、7月には減産緩和に着手する方針を固めている。同国の姿勢に詳しい関係者が明らかにした。
OPECプラスは4月、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で需要が冷え込んだことを受け、世界の原油生産を削減する歴史的な合意を成立させた。合意には7月から減産規模を段階的に縮小することも含まれているが、合意以来サウジアラビアは追加減産で相場を押し上げようとし、同国と関係の深い湾岸諸国も歩調を合わせている。OPECプラスの次回会合は6月9-10日に予定されており、参加国は減産延長か緩和か考えを巡らせている。
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