概要:米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は7日、国内の新型コロナウイルス感染者の急増により、経営者が「再び神経質になっている」と述べた。 オンラインでのイベントで「より多くのデータを得るにつれて、人々は再び神経質になっており、経営者や消費者が懸念している。われわれの予想よりも長期化するかもしれないとの実感がある」と指摘。今後3─6週間の企業の方針や人員配置を巡る決定について関心を示した。 この期間は経済回復ペースを測る上で重要であり、回復ペ
[7日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は7日、国内の新型コロナウイルス感染者の急増により、経営者が「再び神経質になっている」と述べた。
オンラインでのイベントで「より多くのデータを得るにつれて、人々は再び神経質になっており、経営者や消費者が懸念している。われわれの予想よりも長期化するかもしれないとの実感がある」と指摘。今後3─6週間の企業の方針や人員配置を巡る決定について関心を示した。
この期間は経済回復ペースを測る上で重要であり、回復ペースが予想よりも鈍化し、早く頭打ちする可能性があると示唆。また新型コロナ感染者数が再び増加していることを受け、パンデミック(世界的大流行)後の世界への移行にはより長い時間が必要かもしれないとし、事実が明らかになるにつれ、政府や議会が一段の対策を検討する可能性があるとした。
この日公表された米連邦準備理事会(FRB)の調査によると、状況が正常化するまで1年以上かかるとする回答者が46%となり、4月調査の35%から上昇したことが分かった。調査は6月3日─12日に1869人を対象に行われた。
*内容を追加しました。
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