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    4月7日の海外株式・債券・為替・商品市場

    概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

      欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

      ◎米国市況:S&P500最高値、FOMC議事要旨に反応-ドル上昇

      7日の米株式相場は、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、当局者らが資産購入の縮小を急いでいないことが示された。

    • 米国株はS&P500が最高値-ダウ平均小反発
    • 米国債はもみ合い、10年債利回り1.67%
    • ドル上昇、対円では109円後半
    • NY原油は続伸、米国で経済再開の動きに弾み
    • NY金は小反落、債券利回りもみ合いで投資妙味が減退

      S&P500種は薄商いの中、最高値を更新。アップルやグーグル親会社のアルファベットといったハイテク大手の上昇に支えられ、ナスダック100指数も値上がりした。

      S&P500種は前日比0.2%高の4079.95。ダウ平均は16.02ドル(0.1%)高の33446.26ドル。ナスダック総合指数は0.1%下落。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.67%。

      FOMC会合の議事要旨(3月16、17両日開催)によると、月間の資産購入額を縮小する条件を満たすにはしばらく時間がかかるとの認識を当局者らは示していた。成長見通しを巡る不確実性が高いとの判断が引き続き示され、「緩和的な」スタンスと整合する。

      一方、最近の米国債利回り急上昇については、景気見通しの改善を反映しているとの見解が示された。ウォール街の金融機関はインフレに対する懸念を強めているが、FOMC当局者はこうしたリスクについて、均衡しているとみていることも明らかになった。

      ペン・ミューチュアル・アセット・マネジメントの最高投資責任者(CIO)、マーク・ヘッペンストール氏は「金利がまだ幾分か相場の中心材料となっており、恐らく株式バリュエーションに対する最大のリスクだ」と指摘。「今年のインフレ期待に関して上方向へのリプライシングが起きているのは明白で、株式市場は時折それに悩まされてきた。インフレの数字がFOMCに方針転換を迫り得る水準にまで達し始めることが、現時点における最大のリスクだろう」と述べた。

      外国為替市場ではドルが上昇。FOMC議事要旨では、経済対策やワクチン接種による景気への影響を当局者が引き続き楽観していることも示された。ユーロは2週間ぶり高値を付けたあと、伸び悩んだ。

      主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。ドルは対円で0.1%高の1ドル=109円85銭。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1868ドル。一時は1.1915ドルを付ける場面もあった。

      ニューヨーク原油先物相場は続伸。世界最大の石油消費国である米国で経済再開の動きが進んでいることが背景。ニューヨーク市の海水浴場はメモリアルデーの週末に開かれることになり、経済の全面再開に向けた米主要都市の取り組みが進展していることが示された。

      ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は44セント(0.7%)高の1バレル=59.77ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は42セント高の63.16ドル。

      金相場は小幅反落。スポット価格は約1週間ぶりの高値から下げた。米国債利回りが一進一退の展開となり、金の投資妙味は減退。FOMC議事要旨も金相場の追い風にはならなかった。

      金スポット価格はニューヨーク時間午後1時40分現在、前日比0.2%安の1オンス=1739.99ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%安の1741.60ドルで終えた。

      Stocks Rise After Fed Minutes as Volume Dwindles: Markets Wrap(抜粋)

      Dollar Rises as Fed Minutes Show No Rush to Taper: Inside G-10(抜粋)

      Oil Rises Alongside Broader Market With Eyes on Summer Rebound(抜粋)

      Gold Declines Amid Wavering Bond Yields, Muted Investor Interest(抜粋)

      ◎欧州市況:株は小幅安も最高値付近、ヘルスケア下落-英国債が上昇

      7日の欧州株はストックス欧州600指数が下落したが、前日記録した最高値付近にとどまった。投資家は米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表を控えて様子見した。欧州医薬品庁(EMA)が英アストラゼネカ製ワクチンとまれな血栓症との間に関連がある可能性を指摘し、売り材料となった。

      ストックス600は0.2%下落。アストラゼネカが1.2%安となるなどヘルスケア、テクノロジー銘柄が特に売られた。一方、保険や不動産は上昇した。英FTSE250指数は最高値に上昇。FTSE100指数は0.9%値上がりした。英バークレイズが英国株の投資判断を「オーバーウエート」に引き上げたことが好感された。

      UBSグローバル・ウェルスマネジメントのマーク・ヘーフェル最高投資責任者(CIO)は「市場全般の上昇を引き続き見込んでいる」とし、「最も値上がりするのは金融やエネルギーなど景気変動に敏感な銘柄になる可能性が高い」との見方を示した。

      欧州債はイタリア債、ドイツ債が変わらず。両国で国債が売り出されると、いずれもそれまでの上げを消した。

      英国債は上昇。同国は8日に10年債の入札を控えている。

    主要国債の利回り
    ドイツ10年債利回りはほぼ変わらずのマイナス0.32%
    イタリア10年債利回りはほぼ変わらずの0.69%
    フランス10年債利回りはほぼ変わらずのマイナス0.07%
    英10年債利回りは1bp低下して0.79%

      ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)

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