概要:英国と欧州連合(EU)の通商交渉でEU側の代表を務めるバルニエ首席交渉官は、4日朝にロンドンを出発し、ブリュッセルへ戻る予定だ。外交当局者によれば、通商合意の大枠が今後48時間以内に明らかになる可能性がある。
英国と欧州連合(EU)の通商交渉でEU側の代表を務めるバルニエ首席交渉官は、4日朝にロンドンを出発し、ブリュッセルへ戻る予定だ。外交当局者によれば、通商合意の大枠が今後48時間以内に明らかになる可能性がある。
バルニエ氏は欧州委員会のフォンデアライエン委員長およびEU27カ国の大使らと最終的な合意条件について協議するためブリュッセルに戻るつもりだと、事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
最終的な決断はまだ下されておらず、3日夜の交渉次第でバルニエ氏の出発が5日に延期される可能性もあると同関係者は指摘。その上で、交渉はなお決裂の恐れもあると慎重な見方を示した。
一方、英政府当局者は数日内に合意が成立するチャンスは後退していると警告し、EUが土壇場で要求を突き付けてきたと非難。ただし数日内の打開も依然あり得ると述べた。
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