概要:日銀が7日に発表した6月の「生活意識に関するアンケート調査」(第82回)によると、1年後の物価が「上がる」と予想する回答者は66.7%となり、前回3月調査の68.4%から減少した。数値予想は平均が4.3%上昇、中央値は3.0%上昇だった。5年後も「上がる」は3月調査の79.9%から75.3%に低下。毎年の変化率予想は平均値が4.0%上昇、中央値が2.0%上昇だった。 日銀は2%の物価安定目標の実現には家計や企業のインフレ期待の高まりが重要と位置づ
[東京 7日 ロイター] - 日銀が7日に発表した6月の「生活意識に関するアンケート調査」(第82回)によると、1年後の物価が「上がる」と予想する回答者は66.7%となり、前回3月調査の68.4%から減少した。数値予想は平均が4.3%上昇、中央値は3.0%上昇だった。5年後も「上がる」は3月調査の79.9%から75.3%に低下。毎年の変化率予想は平均値が4.0%上昇、中央値が2.0%上昇だった。
日銀は2%の物価安定目標の実現には家計や企業のインフレ期待の高まりが重要と位置づけており、同アンケートは家計のインフレ期待の動向を把握する指標の1つとなっている。
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