概要:新型コロナウイルス感染拡大が再び市場の主な関心事になる中で、中央銀行の寛大さに対する投資家の信頼が再び試されそうだ。
新型コロナウイルス感染拡大が再び市場の主な関心事になる中で、中央銀行の寛大さに対する投資家の信頼が再び試されそうだ。
世界で確認された新型コロナ感染症例が週末に1000万件を突破し、世界各国の経済を大きく後退させる傾向が続いている。米国の一部州では感染者急増を受けて経済再開計画の縮小に動いたことから、S&P500種株価指数は26日に2.4%下落した。米10年債利回りは、5月14日以来の水準に低下。投資家の安全志向からブルームバーグ・ドル指数は3週連続で上昇した。
アナリストによると、週明け29日のアジアでの取引開始時に再びリスクオフのムードが優勢になる公算が大きい。ただ、28日に発表された中国の5月の工業利益は昨年11月以来の増加となったため、株価を下支えする可能性はある。
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