概要:6月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月から急伸。2001年の統計開始後で最も大きく持ち直した。各州が新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)から経済活動を再開する中で、景気が拡大には至らなくとも安定した兆しが示された。
6月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月から急伸。2001年の統計開始後で最も大きく持ち直した。各州が新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)から経済活動を再開する中で、景気が拡大には至らなくとも安定した兆しが示された。
同指数は4月にマイナス78.2と、過去最低に落ち込んでいた。
6月は受注や雇用の指数が改善。出荷は4カ月ぶりの高水準となった。
調査対象企業は先行きへの楽観も強めている。6カ月先の景況予想はプラス56.5に上昇し、2009年10月以来の高水準。6カ月先の資本支出と技術関連向け支出の見通しもゼロを上回り、拡大が示唆された。
この先、雇用を増やす計画だと回答した企業も増加。6カ月先の雇用見通しの指数はプラス19と、約1年ぶりの高水準に回復した。
詳細は統計表をご覧ください。
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