概要:がん治療薬を開発する米リレー・セラピューティクスは米国での新規株式公開(IPO)の条件を設定した。最大2億6500万ドル(約280億円)を調達する可能性がある。
がん治療薬を開発する米リレー・セラピューティクスは米国での新規株式公開(IPO)の条件を設定した。最大2億6500万ドル(約280億円)を調達する可能性がある。
リレーは米証券取引委員会(SEC)への9日の届け出で、1470万株を1株16-18ドルで売却する計画を明らかにした。提出書類に記載された発行済み株式数と仮条件の上限を基にした試算では、同社の評価額は最大15億ドルとなる。
ソフトバンクグループの「ビジョン・ファンド」はリレーが2018年に実施したシリーズCの資金調達ラウンドで3億ドルを出資し、リレーの41%株式を保有する。
リレーの2019年の純損益は7500万ドルの赤字。研究開発費の増加が響いた。18年は4900万ドルの赤字だった。
リレーはJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス・グループ、カウエン、グッゲンハイム・セキュリティーズを引き受けの共同主幹事に起用した。ナスダック・グローバル・マーケットに上場の意向で、銘柄コードは「RLAY」。
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