概要:中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングは、香港での株式上場に向け投資家からの注文を受け付け始めた。アリババは110億ドル(約1兆2000億円)超の資金を調達する可能性があり、香港では2010年以来の大規模な上場となる見込み。
中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングは、香港での株式上場に向け投資家からの注文を受け付け始めた。アリババは110億ドル(約1兆2000億円)超の資金を調達する可能性があり、香港では2010年以来の大規模な上場となる見込み。
ニューヨーク証券取引所で新規株式公開(IPO)を実施したアリババは、香港で5億株を新規に発行する計画だ。ブルームバーグが入手した関係文書で明らかになった。12日の同社株終値をベースに計算すると調達規模は約117億ドルとなるが、価格条件がこれを下回る水準に設定される可能性がある。
アリババの米国預託証券(ADR)は前日に0.1%高の186.97ドルで終了。
香港は激しい民主化デモに見舞われているものの、アジア最大企業のアリババは今年最大規模となる上場計画を進めている。同社は20日の米取引開始前までに香港上場の価格条件を確定させたい考えだ。取引開始は26日を目指している。
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