概要:市場調査会社GfKが5日に発表した5月後半の英消費者信頼感指数はマイナス36となり、前半のマイナス34からさらに低下した。 新型コロナウイルスの感染拡大により、失業率の悪化や住宅価格の下落に対する懸念が強まり、2009年1月以来の低水準となり、過去最低だった2008年7月(マイナス39)近辺となった。 GfKの顧客戦略担当ディレクター、ジョー・スタットン氏は「急速なV字回復の兆しが見られず、消費者は家計の状況や向こう1年の経済全
[ロンドン 5日 ロイター] - 市場調査会社GfKが5日に発表した5月後半の英消費者信頼感指数はマイナス36となり、前半のマイナス34からさらに低下した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、失業率の悪化や住宅価格の下落に対する懸念が強まり、2009年1月以来の低水準となり、過去最低だった2008年7月(マイナス39)近辺となった。
GfKの顧客戦略担当ディレクター、ジョー・スタットン氏は「急速なV字回復の兆しが見られず、消費者は家計の状況や向こう1年の経済全般について引き続き悲観的になっている」と指摘した。
一方、高価な商品の購入意欲は6ポイント上昇した。
スタットン氏は「ロックダウン(都市封鎖)の緩和に伴い、人々がソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ちながら買い物をし、ネット販売が急増するなか、個人消費意欲がどのように回復するかに注目している」と語った。
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