概要:ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは世界で1万人超を削減する計画だ。電気自動車や自動運転車に関連する膨大な投資によって圧迫されている利益率の回復を目指す。
ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは世界で1万人超を削減する計画だ。電気自動車や自動運転車に関連する膨大な投資によって圧迫されている利益率の回復を目指す。
ダイムラーの29日発表によると、同社は人件費を14億ユーロ(約1687億円)削減する計画を進めており、その一環となる今回の人員削減は全従業員の3.3%以上に相当し、2022年末までに完了する見込みだ。同社は早期退職プログラムを拡大し、ドイツ国内の事務スタッフを削減するために早期退職金の割り増しを提供する意向だ。
同社の人事担当責任者ビルフリート・ポート氏は記者団との電話会議で、削減人数は「5桁台前半」と述べ、この中で管理職も10%カットすることを明らかにした。2029年末までの強制的なレイオフを排除した労働協約は引き続き有効だという。
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