概要:オーストラリア準備銀行(中央銀行)が5日開いた政策決定会合では、利下げが検討されたものの、超低金利が家計を動揺させる懸念を踏まえ、政策金利を据え置いてこれまでの緩和の効果を見守る決定が行われた。中銀が19日公表した議事要旨で明らかになった。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)が5日開いた政策決定会合では、利下げが検討されたものの、超低金利が家計を動揺させる懸念を踏まえ、政策金利を据え置いてこれまでの緩和の効果を見守る決定が行われた。中銀が19日公表した議事要旨で明らかになった。
豪中銀は5日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を過去最低の0.75%に据え置くことを決めた。議事要旨によれば、政策委員会は、低金利が預金者とセンチメントに及ぼす「マイナスの影響」を認識したという。
議事要旨によると、「この会合で金融政策を緩和するという選択肢もあり得る」との見解が示される一方、政策委は「さらなる利下げが信頼感に及ぼす影響が過去とは異なる可能性」も検討。「必要な場合はさらに金融政策を緩和する用意がある」との姿勢をあらためて確認した。
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